（株）賢祥堂美術 オークション
Gallery KENSYODO Auction 
*■ 日本古筆 ■ 伝：清巌宗渭（臨済宗大徳寺170世）筆 墨蹟 大二字 “洗衣”（箱書：田山方南） ＜221121032＞*



  作品データ

本紙 26.5cm×80cm

軸 118cm×83.5cm


経年による古色が加わっています。
画像にてよくご確認の上、不明な点についてはお問い合わせください。



清巌宗渭（1588～1662）


江戸初期の臨済宗の僧。
近江大石の生まれで、俗姓は奥村氏。
字を清巌、自笑子あるいは孤陋子と号した。
9歳で京都・大徳寺の玉浦紹琮（1546―1613）について出家し、
玉浦の没後は賢谷宗良（1557―1621）の弟子となってその法を嗣いだ。
1625年（寛永2）大徳寺170世となる。
細川忠興と親しく、三斎創建の高桐院をはじめ、大徳寺の塔頭や堺および九州各地の諸寺を歴住した。
1649年（慶安2）には幕府の命により、品川東海寺の住持となる。
晩年、後西天皇より清浄本然禅師の号を賜った。
千宗旦(千利休)参禅の師で、
茶道に通じ、書画に秀で、その一行書は茶席の掛物として大いに愛好された。
古渓宗陳（1532―1597）の語録『蒲庵稿』の編者としても知られ、
また茶の湯に関する『清巌禅師十八ヶ条』を残している。


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