イギリスの名製作家サイモン・アンブリッジの特注ギターになります。 直接注文して2年待ちでした。 アンブリッジのギターは、650mmスケールのローズウッドバック物を所有しておりましたので、 今回、トップはジャーマンスプルース、サイド・バックはハカランダ仕上げで、ヘッドはハウザー型に変更し、ロジャースのチューニングマシ―ン、弦長は日本人に適した長さである640ミリ、20フレット仕様です。 これは、サイモン・アンブリッジが、日本人でギターの名手、私の仕事仲間でもあった、津田昭治氏のために製作し、アンブリッジ自身が、津田モデルと称して、彼の製作リストに載せているスタイルになります。 私は第7フレットに小さなポジションマークを入れてもらっております。 サイモン・アンブリッジ製作のギターは内部構造や全体の設計がハウザー1世に近く、ハウザーをスペイン的な響きに寄せたような、木が鳴っているような音色が特徴で、音量も豊かです。 津田氏もその後当然のように、ハウザーへ進んで行かれました。 この楽器、ボディがコンパクトに出来ていて、身体にピタッとくる感じで演奏できる、そんな感覚があります。 セラックニスのフレンチポリッシュ仕上げになっております。 ネットで検索しても褒め言葉で溢れている製作家です。 状態は新品または未使用品に部類になります。 唯一つ気になる処はトップの杢目が光線の当たり方で色調にムラが出ますので、完璧主義の方は購入を控えて下さい。 ハカランダ仕様の販売価格は180万円プラス税ですが、その分下げてあります。 当方50年程ギターとウクレレの講師をやってきました。終活、断捨離で愛蔵品を出品しております。 気が変わって出品取り下げるか分かりませんが宜しくお願いします。 売り急いではおりませんので、お値引きコメントはお許しください。 ご希望で、時間を限ってのお取り置き（専用扱い）には対応致しますが、第三者が割り込み購入した場合、当該購入者との取引になります。 発送は170サイズになり、メルカリ便が使えないのでクロネコヤマト便の予定です。 如何にもイギリスらしい音がする楽器です。 かのブリー厶も彼の技術に惚れ込んで、ハウザー１世のコピー製作を依頼したサイモン・アンブリッジのギター、寡作家で入手困難です。 ご検討の程、宜しくお願い致します。